第6問 物語
問1 出来事の順番に並び替える
- ④Der junge Mann hörte von dem Trick.
- ⑥Der junge Mann legte den Koffer ins Wasser.
- ②Der Bürgermeister und ich telefonieren.
- Der Koffer wurde aus dem Wasser geholt.
- ⑤Das Paar wurde im Gasthaus befragt.
- ①Der Koffer wurde im Gasthaus geöffnet.
- ③Das Paar sagte die Wahrheit.
今回も文章では最後に出てくる④が出来事としては最初になる、後で「種明かし」されるパターンですので、まずは一読して流れをつかむことが重要です。
問2
丁寧に”Fernglas”(双眼鏡)の注釈があるため、見るべき場所が分かりやすかったです。5,6行目で二人組の容姿について述べられています。”Die Frau ~ Hut(帽子). Der Mann ~ Sonnenbrille(サングラス) ~.”より正解は①です。
問3
第2段落の最後でトランクから取り出した場面で、Das Kind war aus Stein. (この子供は石でできている。)ということから、④石の人形が正解です。
問4
第3段落で
Dann hatte er es ins Wasser gelegt, damit der Stein nach einiger Zeit älter aussicht.
(それからそれを水に入れた。その石がある程度の時間だけ古く見えるように。)
と述べられていることから、芸術家がトランクを水に沈めた目的は
③ Weil das Werk älter erscheinen sollte. (その作品がより古く見えるようにするため。)が正解。これが芸術家が謎の行動をしたTrickであったのです。
問5 内容一致
問1で通して読むと一目瞭然です。あえて言うと①は「有名な」が余計です。答えは②⑤
※2つマークすることに注意。1つのみマークして間を空け忘れると以後の回答欄がずれます。
第7問 記事
問1
「成功の後でやる気が下がる。 ( 45 )というために。」(ab|fallen:落ちる)
第1段落は導入のようなもの(問題文とほぼ同じ)なので軽く読んで、その最後にwarumから始まる、理由を要求する文が書かれているため、次の第2段落で問題でも求められている理由が書かれていることが分かります。第2段落をざっと見すると最後の文章に“muss(müssen)”を含む文があるため、そこに強い主張が書かれていることが推測でき、読んでみると選択肢の②に丁度該当することが分かりました。
以下に第2段落の全訳を載せますが、たくさん難しい単語が出てきます。
<第2段落>
やる気が成功(Erfolg)の後で去っていく(ab|nehmen)ことは、基本的に普通で重要なことである。それは体を休める(aus|ruhen)ための人間の自然な仕組みである。大きなやる気と熱意(Eifer)を持って物事に取り組む人は、多くのエネルギーを消費し(verbrauchen)、適切な休養(Erholung)を必要とする(benötigen)。まず第一に再び身体的・心理的に力を蓄えなければならない。
問2
「社会心理学者のKleinertは、目標達成の後で( 46 )を勧める。」
重要単語
empfehlen…「~を勧める」、3人称単数でempfieltと不規則変化。
vor|schlagen…「~を提案する」
これらの存在に気づければ、見るべき場所は分かります。
「新しいことを始める」という内容を探せば、③ etwas Neues zu probieren が正解であると分かります。
<第3段落>
しかし休養は、休息を取るということのみでなく、何か別のことをするということもしばしば意味すると、ドイツ体育大学ケルンの社会心理学者のJens Kleinertは説明する。目標達成の段階を新しい始まりのために使うことを、彼は提案する。この時期に今までやってこなかった新しいスポーツを試すこともできる。
問3
この問題は私も間違えました。「( 47 )であれば、楽しさとやる気を持って目標を達成できる。」
選択肢を1つずつ見てみましょう。
① man etwas aufgibt, was man wirklich will
(本当にしようと思っていることを諦める)
“auf|geben“は英語の”give up”と同様に「~を諦める」という意味です。目的語はetwasでwas以下の部分が修飾しています。
② sie besonders schwer sind
(それらは特に難しい)
③ sie wirklich die eigenen sind
(それらは本当に自分のものである)
“die einig”の部分の解釈が難しいですが、その後に名詞が省略されていると考えることができます。”einig“(自分の、独自の)
④ man körperlich und psychische Mechanismen nicht versteht
(身体的・心理学的な仕組みが理解できない)
この中では③が選ばれることになります。
<第4段落>
10km走を成し遂げられる人は、やる気のある状態を保ち、さらに楽しくスポーツをするために、次に5km水泳やテニスをすることもできる。本当にやる気のあることをすることは重要である。というのも楽しさとやる気を持って、自分の目標だけに取り組むことができるからである。
問4
「( 48 )ように、余暇スポーツの訓練はそんなに多くの時間を必要とするべきでない。」
第5段落をざっと見してみると、段落の最後の文章に”wichtig”(重要だ)を含む形式主語の文があります。そこが重要な内容を含んでいる可能性が高いです。
直接当たっている選択肢がないため、1つずつ検討していきます。
①他の生活領域(Lebensbereich)との葛藤(m.Konflikt, pl.-e)に導かない
②新しい目標をすぐにまた諦めない
③やる気が沈まない
④家族からの助けを必要としない
この中で一番近いものを考えると①が妥当と判断されます。ちなみに”Lebensbereich”は、”Leben”(n.生活, pl.-)と、”Bereich“(n.領域、地区, pl.-e)の複合語になりますが、Bereichは難しい単語でした。
<第5段落>
やる気のある状態を保つためのさらに進んだヒントは、最高記録(Höchstleistung)について引き出さないことであり、スポーツに関する全く別の目標を立てることである。それは常には高く、速く、遠くないのである。余暇スポーツをする人はより良い結果(Ergebnis)に集中するのではなく、走る技術の改善(Verbesserung)や訓練技術に気をつける(auf et(4格) achten)ことができる。というのも、より良い結果のためには集中的で長い訓練が必要だからである。それと、仕事・家族・友人・趣味のような他の生活領域(Lebensbereich)にいられる時間が短くなる。しかし、余暇スポーツをする人にとっては、訓練を脇に置いて他の物事に取り組む(mit et beschäftigen)ことができることが重要である。
問5
「余暇スポーツをする人にとって、( 49 )は重要である。」
第6段落を見ても、ここまで読んできた部分でも、”mit Spaß”という語が頻出していたように「楽しむ」ことに重点が置かれていました。そのため、①スポーツを好んでする、が正解です。
<第6段落>
定期的に楽しんでスポーツをすることは、どんな場合でもよい目標である。そしてやる気は自分から戻ってくる。
問6
③が正しいです。第5段落の初めに目標達成後のやる気の維持について書かれていました。他のものについても見ておきます。
①第3段落の冒頭が引っ掛かりますが、”nicht”ではなく”nicht nur”なので否定はされていません。
②新しいことを始める短所は書かれていません。
④ほかの人と目標設定をすることは書かれていません。
問7 文章のタイトルを決める問題
一貫して、「成功後のやる気の維持」について書かれていたため、②が正解。
④の”erhöhen”は「高める」という意味。hochから連想できます。
まとめ
重要なことは挙げればキリがないですが、特に目に付くものを列挙していきます。
- 不規則変化
- 定形後置(並べ替えの20点分で重要)
- 完了形のsein/haben支配
- 熟語(”auf et(4格) warten”など、動詞+αのもの)
- 構文(”so ~, dass”や、”nicht nur ~, sondern auch”など)
- マークずれや時間不足を防ぐために、分からないものはどれか適当にマークしてからすぐ次へ行くこと