東大生が教える、共通テストの直前対策&過ごし方

受験
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今週末に共通テストが行われますが、受験生の皆さんは対策ができているでしょうか?
この記事では東大生が直前期向けの対策方法を伝授しますが、試験日初日の試験前や帰宅後に見てもおそらく得るものがあると思います!

直前の過去問の使い方

直前期には焦っていつもよりも新しい過去問を解き始めようとする人がいますが、それでは今までの学習効果がかえって薄れてしまいます。では何をすればよいでしょうか?

私が行っていたことは、プリントアウトして解いていた過去問(問題用紙に直接書き込んでいた)で間違えた問題の紙のみを科目ごとに寄せ集めて、間違えた理由・知らなかったことなどを色ペンで書き込んでホッチキスで留めておくことです。

この作業を行うことにより、自分がどのような点で間違えるのかが分析でき、本番ではそうした点に気を配りながら問題を解く体制ができあがります。

  • 共通テストでのみ求められるような知識(化学の高分子分野、理系の社会、文系の理科など)
  • 凡ミスを誘うような落とし穴(化学の溶液の希釈・混合など)
  • 計算ミスをすることの多い箇所(特に数学)
  • 複数のものを混合しやすいもの(特に歴史系)

私は特に上のような点で間違えることが多い傾向があり、試験時間の直前にも束ねたものを眺めることにより、あらかじめ落とし穴の種類を知ることにより、落とし穴にはまる心配を少なくして臨むことができました。

(仮面浪人向け)共通テストでの最終手段

仮面浪人の方は長い間、大学の授業(+バイトなど)をこなしながら、受験勉強もこなしてきてお疲れ様です。共通テスト前後には大学の期末試験もあり大変であるとは思いますが、わずかに得することもあります

難化した英語の回避

2021年度からの共通テストでは、英語の形式が全く異なるものになってしまいました。リーディングとリスニングに分かれ文法問題は消滅し、読解と聴解という英語強者にしか高得点が取れない構成になってしまいました。

もしも、他言語の冊子を請求していれば、英語の冊子を見た際に自信がなければ、大学で学習していた第二外国語の方へ逃げることも可能です。

数学②(数学Ⅱ・数学B)の選択問題

大学で統計を学習している人は、数学2Bでの選択肢が増えます!選択肢は「数列」、「ベクトル」、「確率分布と統計的な推定」の3つから2つを取る形式です。
ほとんどの人は前2つしか学習をしていないため、たとえ難しくてもやるしかないですが、統計が分かる人であれば、前2つが難しかったり、時間がかかりそうである際には、逃げ場があるということです。

共通テストでの休み時間・一日目後の活用方法

試験中以外の行動も、試験での効果の発揮ができるかどうかに関わってきます。

休み時間

大体の試験教室は椅子が硬かったりして居心地があまり良くないため、人の少ないロビーのようなところでゆったりしたり、外の散歩をすることをオススメします。

人の少ないところを選ぶのは、終わった科目の答え合わせをするような人に遭遇するリスクを無くすことが主な理由です。もしも自分の答えが間違っていることに気が付いてしまうと、その後の試験中も気になってしまい、最大の力を出せなくなるからです。

外の散歩は、全身を動かすことにより血行を良くして、頭の疲れを無くすことにもつながります

また、休み時間にはトイレが混雑するという問題が発生しますが、あまり人の来ないエリア(高層階など)のトイレに行けば、空いていることもしばしばあります

一日目後

共通テストの2日目への切り替え
1日目での自己採点はダメ絶対

試験が2日間もあるのは大変負担になるかと思います。そこで1日目が終わった後に最優先することは、いかに1日目の悪影響を持ち越さないかです。

絶対に守らなければならないことは、1日目の科目の自己採点を行わないことです。また、2日目は暗記の割合が小さく、思考の割合が大きいので、詰め込みをするというよりは、帰り道に夕食を食べに行くなどのリラックスをする方が役に立ちます

まとめ

  • 試験対策は、間違えた箇所を寄せ集めて、ミスの傾向を把握するべし
  • 休み時間は、答え合わせをする人に遭遇しないため、人が少なくゆっくりできるところへ
  • トイレの個室は少し離れたところのほうが空いている傾向あり
  • 1日目が終わった後は、疲れなどを持ち越さないように

それでは頑張ってください!東大二次試験については以下の記事もご参照ください!

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