本日、東大教養学部から、12月13日からの駒場1キャンパスの入構制限の緩和ということで次の3点のことが発表されました。以下、公式発表。
Message_from_the_Dean20211203.pdf (u-tokyo.ac.jp)
- 各門の開放 正門以外は
7:00~20:30のためご注意ください。
【追記】2022/7/1より、正門以外は7:00~22:00、正門は常時開門に変更となりました。 - 正門を含む各門での入構届・健康管理報告等の提示の廃止
- 学外者のキャンパス立ち入り許可(建物外のみ、施設は各所の判断による)
なお、現時点での情報であるため、変更などが起こりえますので、ご注意ください。また、駒場祭や入試・資格試験の際には制限される可能性が高いのでご注意してください。
ちなみにどんな場所に門があるのかは以下の記事が詳しいです。
各門の開放
対面授業はあるのに、門をふさいで通学を不便にするのはお話にならない。
やっとすべての門が開いて、実にすがすがしい。
これは学校に通う必要のある学生・教職員にとって、非常に大きな勝利を勝ち取ったようなものです。以前は学校側が対面授業をしながらも、通いにくい状況を作り出しているという矛盾した状況であったために、いち早く解決されるべき問題でした。
学生と東大側の話し合いでも「各門の開放」というテーマが出てきましたが、その場では平行線の議論に終わりました。そのため、やっと東大側が問題について向き合ってくれたため、問題提起をしてよかったと強く感じます。
各門の開放は、学内者のみならず、学生需要で成り立っている周囲の飲食店、構内に立ち入りをする業者の方にも大きな助けとなります。そのため、各門の開放を止めることなく続けてほしいと考えています。この門の開放によって、私が以前に書いた記事についても実用化しやすくなりました。
入構届・健康管理報告等の提示の廃止
以前はキャンパス内に入る際には、事前に入構時間・使用教室などを入力・送信して、自動で返信されるメールを門で見せる必要がありました。しかし、このシステムは形骸化したものであり、いたずらに手間がかかるだけのものでしたので、学校に行く面倒さがわずかに少なくなりました。
上の「各門の開放」が進まなかった要因はこの提示システムにありましたので(守衛室のあるところのみ)、絡み合った良くない2つの問題が一気になくなった形です。
学外者のキャンパス立ち入り許可
こちらは学外者にとっての朗報です。受験生の方(特に文系:二次試験は文系が駒場、理系が本郷)は下見に来たりすることが多いため、構内の様子が分かることは助けになるでしょう。
実際に敷地面積が広く、建物が地味な色でいくつも並んでいるところ(7,10,13館あたり)があるため、学内者の私でもちゃんと確認をしないとたどり着けないほど見分けがつかないです。
なお、建物内(食堂、購買など)への立ち入りは、各所での指示に従ってください。